赤字決算でも融資が受けられるのか気になる経営者の方は多くいらっしゃいます。
結論を先に言うと、身も蓋もありませんがケースバイケースです。融資案件の内容にもよりますし、財務内容にもよります。
ですが、「赤字決算だから絶対に融資を受けることが出来ない」というわけではありません。
融資案件の中には、事業拡大を図るため、現状維持を目指すため、事業衰退中の延命のためなど様々なものがあります。
財務内容も、普段は良好な決算だが一時的に赤字決算となった事業者、万年赤字決算の事業者、赤字決算ではあるもののキャッシュフロー・資金繰りでは問題のない事業者などがあります。
万年赤字決算の事業者が革新的な特許を取得し、事業の立て直しを図る案件でしたら、融資が下りるかもしれません。
逆に、黒字決算が続いている法人でも公序良俗に反する融資案件や、事業縮小・資金繰り悪化が見込まれる場合は融資を受けることが難しいでしょう。
このように、融資を受けることが出来るかは融資案件と財務内容次第です。
そして、融資を受けることは思ったより難しいものです。融資条件が希望と合わない、ということもよくあります。
金融機関は、融資案件の内容やリスク、借入申込人の財務内容、今までの実績や今後の将来性、風評などを総合的に鑑みて融資判断をします。
また、金融機関によって目線は大きく異なります。A銀行ではダメだったのにB銀行では融資承認が下りた、なんて話はよく聞きます。金融機関ごとにスタンスがありますので、事前にヒアリングするのも良いでしょう。
「赤字決算だから…」と事業拡大を諦めていませんか?基本的には手元資金が多ければ多いほど、リターンも大きくなります。
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